鍼灸御処
浩風堂鍼灸治療院
施術者紹介
ふなさかじゅかん
舩坂樹観(本名 秀樹)
1971年生まれ
湘南医療福祉専門学校在学中に横田観風先生に師事。
鍼灸、古方漢方を学ぶ。
2002年に台東区谷中に「鍼灸御処 浩風堂」を開院。
現在に至る。
*「鍼灸による日本的ないやしの道」を学ぶ。
いやしの道協会会員
*台東区鍼灸マッサージ師会 理事
*羽生総合病院 和漢診療センター勤務
鍼灸御処 浩風堂(こうふうどう)について
浩風堂の名前
「浩」
私の剣道の先生が、勇気について教えていただきました。
1.「覇気」
「威勢」のよい兄ちゃんが、頑張っているこの「威勢」も一応は勇気。でも、まだ、ある。
2.「困難に立ち向かう勇気」
小動物の親が、子供を守る為に何倍も大きい外敵に立ち向かう勇気。普通はここまでですが、さらにもう一つ。
3.「どこからか、湧き出してくる無限の勇気」
身体の奥底に眠っていた力なのか、大自然の中から注ぎ込まれる力なのか、それとも、この二つが融合したものなのか、どこからか湧き出す静かな雄大な「勇気」。
これが3つ目の勇気「浩然の気」だ。
この「浩然の気」、体の元気の素と考えてもいいと思います。それで「浩」を付けました。
「風」
今度は、私の鍼の先生の例え話です。
禅のお坊さんが西洋画家に「風を描きなさい」と公案を出しました。色々な絵を描いていてもお坊さんは首を縦には振りませんでした。ある日、画家は、は!と感じ、一つの絵を描いて持っていきました。お坊さんはやっと首を縦に振り「うん」とうなづきました。その絵には一つも風を描いていません。ただ、たなびく草、飛び舞う落ち葉、水面に描かれる波紋だけでした。
東洋的なものは「見えざるものを観、聞こえざるものを聴く」と言われます。
見えないけど確かに存在する「風」を着けました。
名前だけだと、よく和菓子屋さんに間違えられますが、和菓子は作っていませんし、「あんみつ」も提供してません。一応、鍼灸治療をするところです。